LINE通知に埋もれない、ふたりだけの空間’Couples’で愛を育むコミュニケーションとは

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LINE通知に埋もれない、ふたりだけの空間’Couples’で愛を育むコミュニケーションとは

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モバイルでイノベーションを起こす人や新しい潮流にスポットライトを当てるMOBILE PEOPLE 。今回は今年の2月に開催された宣伝会議のセミナーリポートをお届けします。宣伝会議ではミレニアル世代に人気のアプリを運営する方々に講演してもらいました。その中からご紹介するのは、カップルふたりだけの特別なコミュニケーションを楽しむアプリ、Couples。思い出の写真を共有できる専用アルバムや記念日カウントダウンはもちろん、カップルのためのQ&Aやトレンド情報など様々な機能があり、10代〜20代前半を中心に全国で約400万人のカップルが愛用しています。若いカップルのコミュニケーションに入り込む、株式会社エウレカCouples事業部 プロダクトオーナー庄田一郎さんのお話です。

・株式会社エウレカ(https://eure.jp/
・Couples(https://couples.lv/

カップルが二人で独占できる箱を提供する

株式会社エウレカの庄田と申します。よろしくお願いします。

今回は、Couplesの機能と、なぜユーザーがCouplesを使う理由、そしてマーケティング事例をご紹介します。Couplesは、”カップルふたりで独占できる場所を提供している”サービスです。カップルで使うことを前提とした機能が揃っているのが特徴です。機能は大きく分けて、共有機能、コミュニケーション機能、メディア機能の3つがあります。

■共有機能〜あなたは手つなぎ派?腕組む派?

まず1つ目の共有機能には、アルバムやカレンダー、Q &Aといったものがあります。アルバムは言葉通り、カップルが二人でデートに出かけた後に毎回アルバムを作ってデートを記録する機能です。カレンダー機能はデートの予定や記念日などを管理するもの。それからQ&Aというのが特徴的なものだと思いますが、運営側から一日1質問、例えば「手をつなぐ派なのか腕を組む派か」、「イヌ派かネコ派か」といった質問を毎日投げかけて、カップルで答えてお互いのことを知り合って楽しむ機能になっています。

コミュニケーションの設計を工夫していまして、女の子が答えると男の子側に通知がいくんですね。「彼女がこの質問に答えました、答えましょう」というような通知が送られるんです。基本的にはこういうものは女の子がやりたい、それに対して男の子が付き合う、ということだと思いますが、Q&Aはその最たるものだと思います。

■コミュニケーション機能〜クリスマス、彼氏に何をプレゼントしますか?

2つ目はコミュニケーション機能です。最初にCouplesはカップルだけで利用するもの、とお伝えしましたが、ここではCouplesユーザー同士がコミュニケーションできる場も提供しています。例えば、「クリスマスのプレゼントは何にしますか?」「バレンタインは何をあげる?」など、ほかのカップルに質問してさまざまな意見をもらうことができます。

カップルは他のカップルからの情報を知りたいんですね。カップルが求めている情報はカップルが一番持っているということがここで明らかになりつつあるので、今後もカップル同士がコミュニケーションを重ねることのできる場を広げていきたいと考えています。

■トレンド機能〜この記事いいよ!

3つ目はトレンド機能です。ミレニアル世代のカップルが特に興味を持つようなトレンド情報を編集部が選んで配信しています。ここでもカップルふたりで使うことを前提としたコミュニケーション導線を用意しており、例えば彼女が配信記事で“お気に入り”を押すと彼にその通知が飛び、「彼女は今この記事を読んでいてそれが気に入ったんだ」とわかってもらえたり、それをダイレクトにトーク画面へ送信できたりします。

デートのプランニングに役立つような情報も多く扱っているので、それをそのままカレンダーに登録して予定を設定することも可能。SNSで友人からシェアされた記事を読むのとは異なり、目的があって読みに行く、かつ共有する人も決まっているので、深いコミュニケーションができるメディアになっていると思います。

若者たちは濃い帰属を感じたい・彼や彼女とのトークをLINEから切り離したい

続いて、「なぜカップルはCouplesを使うのか?」という点についてですが、その理由の1つに帰属意識があるのではないかと考えています。私の時代で言えば高校のクラスのヒエラルキーで上位にいればそれだけで唯我独尊状態だったと思うんですよね。それも“一番勉強できる”“一番足速い”といったことが承認のポイントになっていて、わかりやすくグループへの帰属意識形成にもつながっていました。しかし、今はそういった承認のポイントや帰属意識が分散している時代だと思うんです。

LINEグループを使えば、グループに帰属することそのこと自体はとても簡単。だからこそ濃い帰属意識がないように感じている状況なのではないかなと思います。その薄く多数の帰属意識の中でCouplesだけは自分と恋人ふたりだけの特別な場所で、カップルという深く濃い帰属意識が感じられるということが価値になっていると考えています。Couplesユーザーへの調査では、ユーザーの9割はLINEを使っていて、全体の半数はTwitterも使っています。ただ彼ら彼女らのスマホのホーム画面がどうなっているかというと、僕のホーム画面とは全然違って、こんな風なんです。

 

左上の部分を見てください。僕たちの場合も、Gmailに1万件の未読がたまっているという状況はあると思いますが、LINEが4447件未読というのはあり得ないですよね。でも、ミレニアム世代の若者たちは結構こういう状況が多いようなんです。これは何かというと、先ほど申し上げたように多くのLINEグループに所属していて、それぞれでメンバーがメッセージを送り合うので、もう読むに読めないくらいの数になってしまうと。それこそ薄い帰属がたくさんあるということのひとつの事例だと思っています。

Twitterの起動回数が1日あたり平均40回のところ、Couplesは平均70回起動されています。CouplesにはLINEのようなトーク機能もありまして、カップルはこちらでメッセージをやりとりすることが多いと。なぜCouplesのトークを使うかというと、この無数のグループが存在するLINEから切り離したいということなんです。彼氏や彼女は特別な存在なので、LINEのグループからは別にしたいという欲求が大きくあると思います。いまLINEがこれだけ普及している中で、今後もそこから一歩出て特別な場所でコミュニケーションしたいというニーズはどんどん膨らんでいくのではないでしょうか。

カップルのコミュニケーションに入り込める強み

最後に、マーケティング事例をご紹介します。Couplesでは、ユーザーをカップルのみとしていることから、「付き合ったらCouplesを使いたい!」と言ってくださる方々がたくさんいます。まさにエンゲージメントですね。そうしたユーザーの気持ちがあるからこそ僕たちはカップルふたりのコミュニケーションに寄り添うことができると考えています。例えば、ある商材のPR動画をCouples上で掲載したときに、Couplesのトークの中でその商品名がどれだけ出現したかという数値をモニタリングしました。

昨年10月1日からテレビCMが始まって、6日あたりからTwitterで広告が始まり、そのあと8日からCouples上で広告配信を行いました。ご覧の通り8日に大きく数値が伸びていまして、Couplesで発信することで、情報がダイレクトにカップルのコミュニケーションにおいても反映されているということが言えます。トークの中である単語がどれだけ出現するかモニタリングできるということ自体も有用なデータになると思います。広告施策の開始前の段階でミレニアル世代のカップルたちがどれくらいその商材について話しているのかもわかりますし、プロモーションしたあとの増減もデータとして取ることができます。

それからもう1つ。カップルの方々に何かしらモノを買ってもらうという話で言うと、「まず女性に欲しいと思ってもらう→女性が男性におねだりする→男性が購入してプレゼントする」というフローがあるのは皆さんご存知ですよね(笑)。それをCouplesにおいて反映しているのが「おねだりボタン」です。例えば、彼女がコスメに関する記事をCouples上で読んだときに、記事の最後に設置してある「おねだりのボタン」を押します。すると、彼のほうに「彼女からおねだりが来ました」と通知が飛ぶ仕組みとなっています。女性の「欲しい気持ち」を刺激して、それを男性側にシームレスに伝えることができるのもCouplesならではの強みだと思います。

今回のお話は以上になりますが、Couplesにはほかにも多くの機能があってできることがたくさんありますので、ご興味のある方はぜひご連絡いただければと思います。ありがとうございました。